どうもバイト改め派遣です(気さくな挨拶)
本日、あおぞら銀行が第三四半期決算発表ならびに業績予想と配当予想の修正を発表しました。
2024年3月期決算は、従来の約240億円の黒字から一転し約280億円の赤字予想となりました。またそれに伴い、第三四半期と期末の配当を無配とするようです。
この決算発表と無配の適時開示を受けて、株価は前日比-700円の2557円を記録し、10時前にストップ安となりました。
あおぞら銀行といえば配当が魅力とされる銘柄ですから、第三四半期と期末の配当が無配となってしまったのが非常に痛いです。
無配となったことで高配当銘柄としての魅力が失われましたし、純粋に無配という発表に投資家から失望されて売られた結果のストップ安だと思われます。
残念ながら、私はチェックした時点でストップ安になって取引ができず、本日の取引で売り逃げすることはできませんでした。
幸いなのは、旧NISAで100株しか保有しておらず、その旧NISAの非課税枠も今年いっぱいで終了という事情ゆえ、どこかのタイミングで売却を考えていたことです。
ですので、最悪NISAで何万円かの損切りという憂き目に遭うことは覚悟しますが、それでも致命傷にはならないのが救いといったところです。
本当は年初のタイミングで新NISAで買い付けようかとも思っていたのですが、旧NISAで持っているからまだ必要ないかなと先延ばしにしたことで、今回は救われました。
本当に大変なのは、配当目当てに新NISAで買い付けた人や、何千何万株と保有している人たちだと思います。
新NISAで買った人たちは出鼻を思いっ切りくじかれたことでしょうし、もし投資初心者の人が今回のあおぞら銀行のストップ安に巻き込まれたとしたら、個別株投資に大きな恐怖感や抵抗感を覚えてしまうのではないかなと思います。最悪は新NISAで損切りした上で投資の世界から退場、なんてこともあるかもしれません。
あおぞら銀行の株を大量保有していた人は、まあご愁傷様としか言えないです。
後出しじゃんけんになってしまいますが、こうなったときのリスクヘッジができていなかったご自身の責任です。他人を恨んだり八つ当たりするのではなく、ご自身を顧みてください。
それにしても、今回の件で高配当銘柄も業績一つで天国から地獄へ変わるということを思い知らされました。こうした減配リスクについて、私も深く考えずに投資していましたので、今後はより安定的な配当が狙える銘柄を選定して投資していきたいです。