どうも無職です（気さくな挨拶）
ブログなどでよく、「おススメの〇〇！」みたいな宣伝ってあるじゃないですか。
あれを見てると、どうしてそこまで「おススメ」としてプッシュしてくるのかが私には正直理解できないなと感じています。
そんなに良いんだったら、わざわざ人にお薦めなんてしないで、自分だけで独占しそうなものじゃないですか？私だったら良いと思ったものを見つけたら、誰にも教えず自分一人だけでその良さを独占したいと思ってしまうのですが。
いや理由は大体わかっています。そういうプロモーションをすれば、そこから物品やサービスの購入・契約などが成立したときにマージンが入るって仕組みなのでしょう。要はカネですよカネ。お金になる、雑に言えば自分の利益になるんだからお薦めする。それだけなのだと思います。
そうやってプロモーションをすれば、プロモーションしてる側としては、サービスか何かが好評で反響があったら「良いものを紹介してくれる人」として箔が付くのだと思うし、利益が得られるしてオイシイんだと思います。
プロモーションを利用する側としたら、自分が満足いくものを紹介してくれたその人のことを好印象に感じて、フォロワーとかそういう取り巻きになっていくんじゃないかなって思います。
別にそれが悪いことだと、ズルいことだと言いたいわけではないです。そういう商売をして生計を立てて生活してく、そういう人生の選択肢もあるでしょ、ってくらいのドライな思いをしているだけです。
でもやっぱり、私は人に訊かれない限りは良いものなんてお薦めしないような気がします。人に自分から何かをお薦めするときは、自分に何かしらの利益が生まれる時くらいのものかなって思います。そう考えると、やっぱり世の中カネなんだなって。
あとはきっと、他の人に自分の世界というか、パーソナルスペースみたいなものを荒らされたり侵犯されたりということを、私が非常に嫌う人間だからかもしれません。
自分が良いと思ったものを人にお薦めするというのは、心の関所を開けっぴろげにして誰でも自由に出入りできるようにすることだと、個人的には思います。そこで見知らぬ誰かが入ってきて、何か悪さをされるのが怖い、嫌なもののベクトルを自分に向けられるのが怖い、そんな気がします。
色々書いてみましたが、結局のところは、ただ単に私が狭量で器の小さい臆病な人間だからってだけかもしれません。悲しいかな。
