投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

東京都立庭園探訪録 第弐園目「六義園」~雅な心が息づきし大名庭園~

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どうも皆さま。ヒトヒラです。

 

 

この記事は、家にずっといるのが気詰まりだったがために、自宅ではないどこかに行きたくて外出した記録、題して「東京都立庭園探訪録」となります。

 

 第二園目は、「六義園」にお邪魔しました。読み方は「りくぎえん」です。

 

実は「東京都立庭園探訪」第一園目の旧古河庭園を訪れた後に、こちらにお邪魔させていただきました。都内に残る江戸時代の日本庭園の良さをお届けできたらと思います。

 

なお、歩き回ったくせにあまり休憩せず疲労が蓄積したこともあって、写真撮影が割と適当になっていますの。ご了承ください。

 

 

※シリーズものとしていますが、特につながりはないので前回の記事を読んでいなくてもお楽しみいただける内容となっています。

 

 

 

 

庭園の風景・景色

枝垂桜

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受付を済ませ入園して少し行くと、このようなご立派な門があります。そこを通り抜けて待ち受けているのは、大きな枝垂桜です。

ちなみに門を通らなくてもその広場には出られますけど、雰囲気を味わいたいのでしたら、門から広場に入るのがいいと思います。

 

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11月なので、樹が丸裸です。当然と言えば当然ですが。あえて近場を後回しにするひねくれ者さん以外は、恐らくここが第一鑑賞スポットになると思われます。

 

 

蛛道

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庭園の北東部に位置する細い道です。

 

さて、ここで問題です。

 

 

 

「蛛道」と書いて何と読むでしょうか?

 

 

 

答えは…

 

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「ささがにのみち」と読みます。

 

 

説明によれば、古くはクモのことを「蛛」(ささがに)と呼んでいて、クモの出す糸のように道が細いことからそう名付けられたとのことです。確かに道は狭かったです。

 

でも、クモの糸?クモの足ではなくて?糸は細すぎじゃない?とか思っちゃいました。…どうでもいいですね、はい。

 

 

つつじ茶屋

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庭園の奥に、こんな感じでぽつんと建っています。座れますので、歩き疲れたらここで休憩もできます。秋の時期でしたら紅葉などが映えるそうですが、私が来たときは緑でした。タイミングに恵めれない人間の悲しい定めです。

 

 

大泉水

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はい、お待ちかねのメインスポットでございます。やっぱり説明するのが野暮になりそうなくらい、引き込まれる景色です。

ちなみに、庭園内の所々で風景画を描いている人を何人か見かけました。水彩絵の具で描いている人、色鉛筆で描いている人、鉛筆で描いている人と様々でした。

 

ひときわ目立つ中心部の島には、「妹山・背山」(いものやま・せやま)という築山がありますが、島へとつながる橋に柵があって入れないようになっています。

 

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この写真の左端に柵が見えている

 

 

 

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いい感じでポツンとある岩、「蓬莱島」というそうです。えっ、これで島なの?と思っちゃいますね。けれども、沖ノ鳥島の実態は岩だということを考えると、別に島と呼んでも問題ないのかもしれません。

 

奥に見えますのは「吹上茶屋」という売店兼休憩所です。そこから眺める景色は風情があるものと思われますが、私はそこからの写真は撮れませんでした。

 

店員さんが客待ちしている中、入っても何も買わず写真だけ撮っておさらば、ということができる勇気が私にはありませんでした。

 

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こちらは園内にある藤代峠から見た景色です。遠くにビルが見えてしまうのがミスマッチな感じもしますが、あえてビルがあることで庭園の景色が引き締まっているようにも思えてくるので不思議です。

 

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当然のごとく、池にはコイがいました。しかも結構な数でした。たくさんいて、口をパクパクさせている姿は、ちょっぴりきもかったような。

 

 

滝見茶屋と水分石

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個人的感想としてはここが最高にエモい。

 

水が湧いて流れていく音や景色を、横の東屋で眺めるとかこれ以上の風流がありますか!っていうくらい私は好きです。

 

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滝見茶屋の全体はこんな感じです。こじんまりとしていますがそれがいい。

 

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中で座って眺める景色もこれまた良いものです。

 

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飛び石を渡るのも一興ですが、足元が悪いので注意です。すぐそばに水が湧いていて、その様子がとても癒されますので、ぜひ実際に足を運んで体感してみてください。

 

 

アクセスなど

アクセス

  • JR山手線 駒込駅
  • 東京メトロ南北線 駒込駅
  • 都営地下鉄三田線 千石駅・巣鴨駅

 

電車でアクセスする場合、三田線からですと結構歩くので、山手線か南北線でのアクセスをお勧めします。ちなみに駒込駅のすぐ近くにも六義園の門がありますが、普段は閉鎖されているので受付まで少々歩くことになります。

 

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駒込駅近くの門。普段は閉門されていて、ここからは入場できない。

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六義園の案内表示。ファミリーマートが目印。

 

駐車場はありませんので、車で来園する場合は周辺の駐車場をご利用ください。

自転車やバイクの場合は、入り口から右手に駐輪場があります。

 

 

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六義園の駐輪場。砂利でデコボコしているので、通行に注意。

 

 

開園時間

午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)

 

イベント開催期間中やゴールデンウイーク中などは変更になることがあります。

 

 

入園料

一般 300円

65歳以上 150円

 

※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料。

※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料。

※みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日。

 

 

旧古河庭園・六義園共通入園引換券(園結びチケット)
一般  400円
65歳以上 200円
※「園結びチケット」に使用期限はありません。

 

旧古河庭園と六義園はすぐ近くにあって一日で回ることもできますので、縁結びチケットで入園することをお勧めします。

一般の場合、別個に入園料を払うと450円(旧古河庭園:150円、六義園:300円)となりますので、50円お得です。

 

 

リンク

東京都公園協会の公式サイトになります。

パソコンからでもスマートフォンからでも閲覧できます。

 

www.tokyo-park.or.jp

 

 

www.tokyo-park.or.jp

 

 

「東京都立庭園探訪録」シリーズ記事一覧はこちら

 

 

(撮影機材:Nikon COOLPIX A1000)

 

(探訪年月日:2019年11月1日)