投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

東京都立庭園探訪録 第玖園目「殿ヶ谷戸庭園(随冝園)」~東京郊外のひっそりとした庭園~

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どうも皆さま。ヒトヒラです。

  

この記事は、家にずっといるのが気詰まりだったがために、自宅ではないどこかに行きたくて外出した先を庭園にして訪れた記録、題して「東京都立庭園探訪録」となります。

 

第九園目は、「殿ヶ谷戸庭園(随冝園)」(とのがやとていえん(ずいぎえん))にお邪魔しました。 

 

他の庭園は東京23区内という都心部に位置しているのに対し、殿ヶ谷戸庭園は国分寺という東京郊外に位置していますのでアクセスが大変で手間取りました。私が勝手に苦労しただけの話ですが。

 

※シリーズものとしていますが、特につながりはないので前回以前の記事を読んでいなくてもお楽しみいただける内容となっています。

 

 

 

 

大芝生

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入園しますと、右手に芝生が広がっています。訪れたのが12月でしたため、紅葉がすっかり赤色に色づいていて、それは綺麗な景色でした。

 

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紅葉の季節以外では、一体どのような景色を見せてくれるのでしょうか?

 

 

萩のトンネル

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トンネル状の棚があり、そこに萩が植えられてこのようになっています。

 

冬ですと葉が枯れ落ちてしまって、スカスカな感じです。時期であれば緑のトンネルをくぐるという幻想的な体験ができることと思います。しかし、これはこれで珍しい景色かなとも思います。

 

 

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萩のトンネルのすぐ近くには藤棚もあります。

 

冬ですとやはり緑が少なくて、どうしても寂しい感じになってしまいます。寂しさを求めるのであればむしろ好都合かも?果たしてそんな目的で来る人がいるかどうかは…分かりかねます。

 

 

花木園

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読み方は「かぼくえん」のようです。恥ずかしながら「はなぎえん」と私は思っていました。そのほうが言いやすかったので…。

 

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残念ながら、冬の時期は華やかさなどはなく殺風景です。冬は生き物にも植物にも厳しいものです。単に生きることだけではなく、景色的にも…です。

 

 

竹林と竹の小径

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園内は丘のようになっていまして、上と下の高低差がそこそこあったりします。

 

竹林と竹の小径は、そんな庭園の下の位置に存在しています。竹は孟宗竹という種類のようで、ここは中国の山の景色を意識しているということらしいです。

 

確かに、中国というと何かこうした景色をよくイメージします。皆さんはどうでしょうか?こういう景色をイメージしますか?

 

 

馬頭観音

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園内を下ってまた上るという少々面倒なことをした先にあります。実際にいくと、ポツンとある感じがまたそそられるのです。

 

碑の前にちょうどいい感じで紅葉が落ちていて、まるでお供え物のように見えました。自然からのお供えとでも言えましょうか。

 

 

次郎弁天池

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庭園ではメインともいえる池です。ここは庭園の中の一区画という感じで、こじんまりとした大きさとなっています。

 

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湧水源です。1分間で37リットルも水が湧いているそうです。どれくらいの量になるのか、ちょっと想像できないですね。

 

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湧水源のそばに、見事に景色を彩っている紅葉が植わっていました。周りがこの周辺は緑がちな中で、この赤は無視できない存在感を放っていました。

 

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池に水を注ぐ滝もあります。上から下へと水が流れ落ちていく様子を近くに見ることができるのも中々に良いものです。

 

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下から流れ落ちていく様子を見るだけではなく、段差を上っていって上から流れを覗いてみるのもまた面白いです。

 

 

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池にはもはやいて当然のごとくコイが泳いでいます。しかし、ここのコイは、こちらが見ていても口をパクパクさせてきませんでしたので、どうも大人しいような気がしました。

 

 

紅葉亭

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「こうようてい」と読みます。「もみじてい」ではないようです。

 

池のすぐそばの上に立つ茶室で、この場所から池のほうを見下ろして眺めてみると見事な景色を堪能できます。

 

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上から池を眺めて撮ってみた写真です。赤と緑の色彩が引き立っていて、美しい景色になっています。紅葉の時期ならではの特権です。

 

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近くには鹿おどしがあります。見かけだけではなく、時間が経つと本当に水が溜まって音を鳴らします。ただ、音は気持ちよく響く感じの「カコン!」という音ではありませんでした。

 

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鹿おどし近くには、これまた風情のある景色があります。

 

橋と紅葉の合わせ技です。ベタかもしれませんが、ある意味では定番的で安定感があるとも言えるのではないかと思います。

 

 

紅葉いろいろ

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紅葉が綺麗でついつい浮かれて、何枚も写真を撮りました。その中で、これが上手く撮れていそうかなというのを選びました。

 

ガチな人はごっついレンズを装着したカメラを構えていまして、その様子に私は軽くビビりました。いやはや、そこまで装備をするとは…という感じで見ていました。

 

しかし、最近は私も何となくレンズが欲しいかなとか思っちゃったりしています…///

 

今のカメラで使えるかどうかは分かりかねますが、できると分かれば買っちゃいそうな気がしますし、カメラを乗り換えたら買うような気がします。

 

レンズ沼にハマるのも時間の問題か…?

 

 

アクセスなど

アクセス

  • JR中央線 「国分寺」駅 徒歩2分
  • 西部国分寺線・多摩湖線 「国分寺」駅 徒歩2分

 

電車でのアクセスは徒歩2分と非常に近いですから、電車で来れば恐らく迷うことはないでしょう。

 

駐車場はありませんので、ご来園の際は近くの公共駐車場をご利用ください。なお、周辺の道路は交通量が非常に多いので、庭園周辺での駐停車は乗降を含めて絶対におやめください。

 

自転車は入り口付近のスペースに駐輪できます。なお、周囲に駐輪場がありますが、そちらは契約者専用の駐輪場となっています。

誤ってそちらに駐輪すると違反駐輪と見なされてしまう可能性がありますので、間違えないようにしましょう。

 

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入り口を少し進んだ左手に、このような広場があります。

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「自転車置場」の表示があります。


 

 

開園時間

午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)

 

イベント開催期間中やゴールデンウイーク中などは変更になることがあります。

 

 

入園料

一般 150円

65歳以上 70円

 

※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料。

※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料。

※みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日。

 

 

リンク

東京都公園協会の公式サイトになります。

パソコンからでもスマートフォンからでも閲覧できます。

 

www.tokyo-park.or.jp


 

www.tokyo-park.or.jp


 

「東京都立庭園探訪録」シリーズ記事一覧はこちら

 

 

(撮影機材:Nikon COOLPIX A1000)

 

 

最後にほんのおまけとして、GPSロガーを初めて使ってみましたので、地元から殿ヶ谷戸庭園までを往復した記録を載せておきたいと思います。

 

全然使い慣れていなくて全て自転車での計測モードにしてしまいましたのと、本当に往復した記録そのまんまなので経路が見づらい箇所があります。更に言うと精度があまりよろしくなかったためか、道路とずれていたり変な軌跡になっていたりもしています。

 

ですので、どこを通って行って帰ってきたということを大雑把に楽しんでもらったらいいと思います。

 

なお、今回ロガーに記録された距離は約78㎞でした。園内を歩いた分を除いたとしても、それでも75㎞くらいは自転車を漕いでいただろうと思われます。

 

自転車ハイになるのもそう遠くはないかも・・・?

 

 

 

(使用したGPSロガー)

 

(探訪年月日:2019年12月6日)