投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

東京都立庭園探訪録 第漆園目「旧岩崎邸庭園」~壮観な西洋建築の館~

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どうも皆さま。ヒトヒラです。

  

この記事は、家にずっといるのが気詰まりだったがために、自宅ではないどこかに行きたくて外出した先を庭園にして訪れた記録、題して「東京都立庭園探訪録」となります。

 

第七園目は、「旧岩崎邸庭園」(きゅういわさきていていえん)にお邪魔しました。 

 

こちらは庭園と銘打ってはいますが、館という建築物が主役で庭は飾りという印象でした。ですので、壮麗な庭をイメージしているとがっかりすること請け負いです。

 

※シリーズものとしていますが、特につながりはないので前回以前の記事を読んでいなくてもお楽しみいただける内容となっています。

 

※館内はフラッシュ撮影禁止となっています。そのため、多少ブレて見づらくなってしまった写真もありますがご了承ください。

 

 

 

 

西洋館外観

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入場してすぐ目の前に、非常に壮観な佇まいの洋館がお出迎えをしてきます。洋館の前に植えられている木が、異国感を演出するのに一役買っています。

 

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庭園側から眺めた洋館です。

 

バルコニーが工事中であったため、一部に足場が組まれており完全に綺麗な姿を拝むことができませんでした。

 

それでも、西洋建築の優美さに圧倒されずにはいられませんでした。流石、名家岩崎家の邸宅だっただけあります。

 


西洋館内部

一階

正面玄関付近

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内部は土足厳禁となっていますので、靴を脱いでから内部を見学することになります。なお、別途に入館料がかかることはありません。

 

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正面玄関付近を見学していきます。

 

暖炉、でしょうか?今となっては全く見ない代物だと思います。暖炉は西洋のイメージがありますから、暖炉があると西洋の意匠が凝らされているなと感じます。

 

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なんてことは無い戸棚の類でしょうか。もしそうだとしても、ここにあるだけで非常に威厳あるもののように思えます。

 

ホール

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順路案内に従って玄関から左の通路を進みますと、ホールにつきます。

 

フラッシュを使わないで撮影をすると、カメラが都度調整をしてしまってシャッターを切るまでに時間がかかってしまい、写真がブレやすくなってしまいます…。

 

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ホールにやってきました。

 

フラワーが飾られているのが目を惹かれます。その右にある鏡も、汚れや曇りが全くなくて綺麗に映っています。

 

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ホールには二階へと上がる階段があります。柱の建築物が壮麗で見とれてしまいます。

 

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地下への階段もありますが、こちらは立ち入り禁止となっています。

 

 

サンルーム

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サンルームに来ました。太陽の光が十分に入ってきていて、非常に明るい雰囲気に感じられます。

 

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外の庭園の景色をここから望むことができます。

 

訪れたときはバルコニー改修工事中だったため、工事の道具や資材などが置かれていて残念な景色になってしまっていました。文化財の維持修繕のためですから、致し方ありません。
 

 

二階

客室
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階段を上がりますと、係の方から順路を案内されます。

 

始めはこの客室から見学することになります。

 

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年季が入っていそうな棚、いや収納というべきでしょうか。これも実際に使われていたものなのかもしれませんね。

 

婦人客室

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婦人客室だそうです。正直客室との違いがあまり分かりません…。どこが違うのやら。

 

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ご立派な椅子とテーブルです。まさしく貴族という感じの漂う品だなと思いました。

 

集会室

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集会室は、何やら展示が多い印象が残りました。

 

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調度品とでもいうのでしょうか。こうして絵が描かれてあるものはとても惹かれます。

結構派手な色味をしていて、豪華な感じがしました。

 

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ベランダです。工事中のため外に出ることができないということですが、工事が終わったら外に出て実際にベランダに行けるということでしょうか?

 

もしそうであるなら、どんな景色をみることができるのでしょうね。今後の楽しみとしておきましょう。

 

ホール

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部屋を見学し終わって進む奥の通路に、調度品などが色々と展示されています。

 

金ぴかでゴージャスな感じです。さぞかしお高いのでしょうなぁ…。

 

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こちらは二階ホールから階段に向けての写真です。窓から入り込んでくる太陽の光が輝いてます。

 

ちなみに階段の途中では危ないから写真を撮らないでと、係員の方が注意していました。ここの階段は一段の幅が狭く、足を踏み外して落ちてしまう可能性がありますから確かに危ないなと思いました。

 

 

和館

内部

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内部見学の順路に従い、洋館一階に降りまして正面玄関から見て右の通路を進みます。

 

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すると、襖と畳の床が現れまして、ここからが和館となります。それにしても、和の感じが出るだけで雰囲気がガラリと変わりますね。

 

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和館の通路を進んでいくと、何やら障子が開いています。気になりますし、せっかくだから覗いてみることにしましょう。

 

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ほほー。ちょっとした中庭という感じですね。立っているオブジェクトは灯篭でしょうか。趣を感じさせます。

 

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うーん。この石の配置っぷりが見事です。そこの大きな台のような石の上で履物を履いて、飛び石のようになっている石の上を通っていく…。中々に情緒をそそられます。

 

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出口付近の、ガラスになっているところから庭園側を撮った写真です。

 

本当にいい景色です。こうした落ち着いた景色が眺められる家に住みたいです。…まだ若いのに老人みたいですね。

 

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出口の手前に、開放されている部屋があります。まさしく古き時代の日本のお屋敷を体現しているといった様子です。

 

 

外観

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和館を外から見ますと、西洋館とはまるで違った印象を受けます。目立ちこそしないけれど、どこか安心感があるように思えます。

 

ちょっとした庭らしき部分に、石造りの庭が展開されていて、ほんの些細ながらも日本庭園の趣を感じられました。

 

 

撞球室

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「撞球」とはビリヤードのことを差すようです。ですから撞球室は、ビリヤードをやるための部屋(この場合は小屋というべきかもしれませんが)ということになるわけです。

 

中には入ることが出来ず、開いているところから中を少し眺めることができる程度です。

 

案内によれば、地下通路で洋館とつながっているみたいです。雨の日でも外に出て濡れることなく移動できて快適ですね。

 

ちなみにその地下通路は非公開でして、撞球室特別ガイドに参加したときだけ入れるようです。毎月第2木曜日の午前10時30分から先着20名までとなっていますので、もしタイミングが合えば参加してみるとよろしいと思います。

 

 

芝庭

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お屋敷の外に広がっている芝生の庭です。

 

一面の芝なので、庭園ということで植物などで彩られている庭を想像すると完全に肩透かしを食らいます。私は見事に食らいました

 

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しかし、行った当時にはすっかり色づいた紅葉がありました。鮮やかな赤に染まっている葉が太陽の光を受けて、生き生きと輝いて見えました。

 

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また、芝庭の端には大きな灯篭などのオブジェクトがあります。おかげさまで、芝庭に何もなくてがっかりとはならずに済みました。

 

洋館や和館を見学して芝庭へと抜けてきた際に、こうしたオブジェクトを探して少し歩いてみるのも面白いですよ。

 

 

アクセスなど

アクセス

  • 都営地下鉄大江戸線 「上野御徒町」駅
  • 東京メトロ千代田線 「湯島」駅
  • 東京メトロ銀座線 「上野広小路」駅
  • JR山手線・京浜東北線 「御徒町」駅

 

最も近いのは、千代田線の湯島駅となります。その他の路線からのアクセスは、距離が離れているため少々時間がかかります。

 

駐車場はありませんので、ご来園の際は近くの公共駐車場をご利用ください。

自転車・バイクは入り口付近のスペースに駐輪できます。

 

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「駐輪場」の表示があります。

 

 

開園時間

午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)

 

イベント開催期間中やゴールデンウイーク中などは変更になることがあります。

 

 

入園料

一般 400円

65歳以上 200円

 

※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料。

※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料。

※みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日。

 

 

リンク

東京都公園協会の公式サイトになります。

パソコンからでもスマートフォンからでも閲覧できます。

 

www.tokyo-park.or.jp

 

 

www.tokyo-park.or.jp

 

 

 「東京都立庭園探訪録」シリーズ記事一覧はこちら

 

 

 

(撮影機材:Nikon COOLPIX A1000)

 

(探訪年月日:2019年12月5日)