どうも皆さま。ヒトヒラです。
この記事は、家にずっといるのが気詰まりだったがために、自宅ではないどこかに行きたくて外出したレポートのようなものです。そこでお試しとして、「東京都立庭園探訪録」ということで書いてみようと思います。
記念すべき第一園目として、お邪魔しましたのは「旧古河庭園」になります。「こが」ではありません。「ふるかわ」です。
洋館とバラに彩られた西洋庭園と、古き良き日本庭園が織り成す情緒の魅力を、読者の皆様にお届けできたらと思います。
西洋庭園区画
洋館
まず受付を通ってすぐ目に入るのは、何と言ってもこの洋館でしょう。どこから見て写真を撮っても映えます。それくらいご立派です。
洋館の周りにバラ園があって、それがより一層西洋のお屋敷という感じを出しています。それはそれはとてもファンタジーで、西洋の貴族のお方はこんな感じのお屋敷とお庭で、優雅に時をお過ごしなさっていたのかなと思う次第です。
ちなみに、中に入るには洋館見学料800円が別途でかかるとのことです。私はあまり中には興味なかったし、外観を眺めているだけで満足でしたのでスルーしました。
ですので、もしご興味があればご自身の目で確かめてみるということで…。
バラ庭園
もう、説明不要でいいんじゃないかな。
だって何かを語るのは野暮なもんですよ。それくらい私にとっては現実離れした素晴らしい景色でしたから。
晴れていたのもあって、非常に良い景色のもとで撮影を楽しめました。
バラ園と洋館が、青空のもとで映えています。趣深いです。
西洋の庭は開けていて空がよく見えることが多いので、晴れた日が一番がいい景色を見ることができると思います。
入園されている方々は、美しく咲いているバラを何枚も写真に収めていました。私もその例にもれず、たくさんバラの写真を撮らせて頂きましたので、いくつかを掲載させていただきます。
なるべく綺麗に撮影したつもりですが、自分では上手く撮れているのかどうか判断が出来かねますね…。
日本庭園区画
実に素晴らしい。
私は水のある風景が大好きで、こうした日本庭園がツボです。晴れているから水面に青空と木々が反射していて、とても絵になりました。一日中ずっと眺めていられそうです。
池にはコイやカモが泳いでいました。都内でこうした生き物を見ることができるのも、庭園の魅力だと思います。
池の周りには、ちょっとした撮影スポットもあります。
日本庭園の区画で一番目立っていそうだったのは、雪見型灯篭でしょうか。大きくて存在感があるので、すぐに目に入ります。今回は時期的な関係と時間帯の関係からか、あまり見栄えのある写真を撮ることができませんでした。
こういうのを上手く撮れる人って、本当にすごいと思います。
その近くには枯滝があります。石だけで滝の流れを再現するという、なんともわびさびの風情を感じさせるものとなっています。
枯滝の奥にもちらっとありますが、十五層塔などというものもあります。パッと見たときは「やべえ!五重塔よりもすごそう!」とか思いました。
他にもありますが、全て紹介すると長くなってしまうのでこれくらいにしておきます。
あとはもう少し日本庭園の写真を貼っておきます。
園内では、ゆっくりとした時間が流れていたように感じられました。
歩き疲れたら、休憩できる場所もありますから、そこでのんびりと景色を眺めているのもまた乙なものです。
東京という大都会に今も残る、古き良き場所へ足を運んで、日々の喧噪を忘れてゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
アクセスなど
アクセス
- JR京浜東北線 上中里駅
- JR山手線 駒込駅
- 東京メトロ南北線 西ヶ原駅・駒込駅
電車でアクセスる場合、上中里駅もしくは西ヶ原駅からアクセスするのがお勧めです。駒込駅からですと、距離があるので多少歩くことになります。駒込駅からアクセスする場合は、六義園と併せて訪れるといいかもしれません(理由は後述)。
駐車場はありませんので、車で来園する場合は周辺の駐車場をご利用ください。
自転車やバイクは、入場門左右の駐輪スペースを利用できます。
開園時間
午前9時から午後5時まで(入園は午後4時30分まで)
イベント開催期間やゴールデンウイークなどで開園時間が変更になることもあります。
入園料
一般 150円
65歳以上 70円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料。
※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料。
※みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料公開日。
旧古河庭園・六義園共通入園引換券(園結びチケット)
一般 400円
65歳以上 200円
※「園結びチケット」に使用期限はありません。
旧古河庭園と六義園はすぐ近くにあって一日で回ることもできますので、縁結びチケットで入園することをお勧めします。
一般の場合ですと、別個に入園料を払うと450円(旧古河庭園:150円、六義園:300円)となりますので、50円お得になるというわけです。
私はその存在を後で知りましたので、利用することはありませんでした。
諸注意
時期によっては、三脚や自撮り棒などを使っての撮影、スケッチ・写生が禁止となっています。
訪れる際には、公式サイトなどで事前に確認しておくとよいでしょう。
リンク
東京都公園協会の公式サイトになります。
パソコンからでもスマートフォンからでも閲覧できます。
(撮影機材:Nikon COOLPIX A1000)
(探訪年月日:2019年11月1日)