どうも皆さま。ヒトヒラです。
皆さんにとって、家族とはどういう存在でしょうか?
愛しいものでしょうか? 自分の命よりも大事なものでしょうか? かけがえのないものでしょうか?
…それとも、忌むべきものでしょうか? 憎いものでしょうか? 鬱陶しいものでしょうか?
「家族が嫌い」「家族が好きじゃない」というように、家族に対して良い感情を持てなくて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そうした人が、家族の呪縛から解放されるためのことをお伝えしたいと思います。
世の中は良い家族ばかりではない。
良い家族に恵まれ、仲良く生きていけるのであればそれに越したことはありません。
しかし、家族が常に良い存在だとは限りません。
虐待、DVなどで物理的に暴力を振るってくる家族は、当然ながら良い存在ではありません。
そうでなくても、暴言やいやみなどの言葉の暴力で精神的に傷つける家族も良い存在ではないです。
こうした家族のことを嫌いだったり、好きになれなかったりするのはおかしくも何ともないです。
むしろ、そんな家族のことを「敬え」とか「大事にしろ」だとかいう方の神経が知れないです。
嫌いなものは、無理に好きにならなくていいのです。嫌いなままでいいのです。
家族とは「自分」と距離が近い、ただそれだけの「他人」。
とっても大事でとっても冷酷なことを言わせていただきます。
「家族」は「他人」です。
どれだけ距離が近かろうと、結局はそれだけなのです。
むしろそれが厄介なところで、あなたとの距離が近いというだけであなたの全てを分かりきったように「あなたのことはよく分かっている」と言われても、それは「分かった気になっている」のであって、真に理解できてはいないのです。
真にあなたを分かっているのはあなただけです。家族という「他人」ではありません。
家族の顔色や機嫌をうかがって生きることは、他人に人生をコントロールされているのと同じことです。
それであなたが幸せならそれでも構いません。
けれども、ここを訪れたあなたは、それでは幸せになれないと思っているのではないでしょうか。
「他人」である家族が、あなたの人生に介入することを快く思えないから、あなたは「家族が嫌い」であったり「家族が好きじゃない」のではないでしょうか。
家族だから仲良くしなければいけない道理はない。
家族が嫌いだったり好きじゃないのであれば、無理に好きになる必要も仲良くする必要も全くありません。
好きでもないのに好きになれというのは、押しつけです。
「家族」などというそれらしい言葉を使って、脅しているだけなのです。
家族は皆等しく仲良くするものだという、誰が決めたのかも定かでない道理に囚われて苦しくなるのでしたら、そのような道理は捨て去ってしまいましょう。
一緒に居てつらい家族からは一刻も早く離れるべし。
「家族を敬え」
「親に育ててもらった恩を返せ」
と家族が言うことがありますが、家族や親本人が自らの子どもにこうしたことを言うのは筋違いです。
子どもが自分にやってほしいことの押しつけと言ってもいいかもしれません。
こうした家族や親は、往々にして子どものことを考えていないように思います。
もしもあなたが、このような家族や親に囲まれていてつらいのでしたら、すぐに離れるべきです。
嫌な家族や親に尽くして自分の幸せを得られない人生ほど、悲惨なものはありません。
もしも「恩知らず」と言われても、恩を感じない育て方をしたほうが悪いのです。
「自業自得」で済む話なので、出ていく立場のあなたは気にする必要はないのです。
まとめ
家族の呪縛に苦しんでいる人が、呪縛から解放される考え方のまとめです。
- 世の中良い家族ばかりではない!
- 「家族」は「他人」!
- 家族と仲良くしなければいけない道理はない!
- 一緒にいてつらいと思う家族からは離れる!
家族が嫌いだったり、好きになれないことはおかしいことではありません。
私もかつては家族の呪縛に囚われていました。
親の言うことは聞かなければならない。親を困らせることはしてはならない。親が喜ぶことをしなければならない———そうして、ずっと親の顔色をうかがって生きていました。
それがとても、苦しかったです。
けれども考え方を変えたら、呪縛から解放されたように、とても気持ちが軽くなりました。
今の私は親は嫌いですし、好きになれません。敬おうとも思いません。
親不孝と言われるかもしれませんが、それでもいいと思っています。
自分が犠牲になって死んでしまうくらいなら、親不孝になってでも生きているほうがましですから。
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