投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

人生の道に悩んでどう生きるか分からなくなったときは、「嫌い」「やりたくない」から考えて、絞り込んでいくのが良い。

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どうも皆さま。ヒトヒラです。

 

人間は生きている内に、一度くらいは自分の人生の道が分からなくなるときって、あるのではないかと思います。そうしたとき、どうすればいいかと途方に暮れてしまいますよね。

 

私も仕事を辞めて会社を退職する前まで、辞めた後どうやって生きればいいかずっと分からなくて悩んでいたことがあります。それで踏ん切りがつかなくて、仕事が中々辞められなくて、その間も仕事で心身がかなり削られて、本当にどうしようかと思い悩んでいました。

 

今回は、人生の道に悩んでどう生きるか分からなくなったときの、生き方を見つけ出す方法をお教えしたいと思います。

 

 

 

 

「嫌い」「やりたくない」を洗い出す

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 まず最初に、自分は何が嫌いで、何がやりたくないかを洗い出してみましょう。

 

その際、頭だけで「あれが嫌で、これも嫌で…」と考えるのではなく、紙などに書き出すことをお勧めします。

 

また、書き出すときも一回で綺麗に整理して書き出すことは考えないで、先に思いつく限り雑多に書いて、後で振り返ったときに改めて整理するのがいいです。

 

一通り洗い出したら、そこから時間をおいてみるのも良いです。書き出したことの中で意外と嫌いでもなかったり、本当にやりたくないわけでもないことが見つかるかもしれません。あるいは、時間が経ってもやっぱり嫌なものは嫌で、やりたくないことはやりたくないと、はっきり認識できることもあります。

 

 

洗い出した「嫌い」「やりたくない」の理由を考え、分析する

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 自分の嫌いなこと・やりたくないことを洗い出せたら、どうして嫌なのか・やりたくないのかという自分なりの理由を考えて分析してみましょう。

  

この作業をすることで、自分のストレスとなる道に進んでしまう可能性を低くすることができますし、自分がストレスを感じる要因をはっきりさせることができます。

 

例として、私の「嫌いなこと」と「やりたくないこと」を一つずつご紹介しましょう。

 

私の嫌いなことは「自分が犠牲になって他人のために働くこと」、やりたくないことは「会社に勤めること」です。

 

では、私はどうしてそれらが嫌い・やりたくないと思うのか?

 

嫌いなことからいきますと、私は仕事を辞める前はスーパーの店員をしていまして、非常に朝早く起きて出勤して夕方に帰るという生活をしていました。出勤したらほぼ毎日10時間以上働いていまして、そんな生活をしていたら心身ともに疲弊していって危ないことになりました。

 

その経験から、自分が犠牲になってまで他人や会社のために働くことが疑問になりまして、現在ではそれを美徳とするような風潮に反吐が出そうになるくらいには嫌いです。

 

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やりたくないことが「会社に勤めること」というのは、私の場合は嫌いなことと重なる部分もあります。

 

会社に勤めると、やりたくないことも「業務」としてやらなくてはいけないときも発生し得ます。やりたくないことをやっている間は多大なストレスがかかりますから、そんなことで私は心をすり減らしたくありませんし、そもそも私はやりたいことしかやりたくありません。

 

会社への通勤や帰宅の時間や手間も、私は無駄だと思っています。住居から職場まで1時間かかるとすれば、往復で2時間です。2時間あれば結構なことができると思います。それを移動の時間に潰されてしまうのが無駄に思えてなりません。

 

また、都市部は基本的に電車通勤になると思いますが、朝夕のラッシュ時の人でギュウギュウ詰めになった電車に揺られるのはとんでもないストレスになります。一説によれば、戦場にいる兵士と同等かそれ以上のストレスになるとも言われているそうです。

 

通勤ラッシュで会社に着いて仕事する前からヘロヘロになって、それでも仕事して、やっとのことで帰れるとなっても待ち受けているのは帰宅ラッシュ…。帰ったころには気力も体力も尽きて、ただご飯を食べてお風呂に入って疲れて寝るだけ…。

 

 

こんな生活は私には無理です。耐えられません。心が壊れます。(というか耐えられなくて心壊れそうになって仕事を辞めました)

 

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そしてこれで最後にしますが、もし8時間のフルタイムで働くとしたら、通勤時間や休憩時間、身支度の時間を考えると、1日の大半を仕事のために使うことになるという事実に気が付いて、それがこの上なく耐えられないと感じました。

 

好きでもない仕事を5年10年どころか、3年も続けて自分の人生の時間を浪費するのかと考えると本当に嫌になります。自分は仕事のために生きているのかと疑いたくなってしまいますし、何のために生きているのか分からなくなってしまいます。

 

 

だから会社に勤めたくありません。

 

 

完全に私の社会不適合者っぷりをアピールした感じになってしまいましたが、このように理由を考え分析することで、行くべきではない道を選択肢から除外することができます。

 

こうして、無数と言っていい選択肢の数をどんどん切り捨てて減らし絞り込んでいくことで、自ずと道は見えてきます。そうして現れた道こそが、あなたの行くべき道になるのです。

 

 

「好き」「やりたい」で決めてはダメなの?

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「好き」や「やりたい」で人生の道を決めるのもありだと私は思います。

 

心の底からそう思うことがあるのでしたら、それにひたすら向かって行くほうが早いですし、行動のモチベーションも高く維持しやすいです。

 

 個人的には、「好き」や「やりたい」に一生懸命な人はエネルギーに満ちていますから、そういう人を見ると自分もやる気が出ますので、そういう人が増えて欲しいと勝手ながら思っています。

 

 ただ、「好き」や「やりたい」を基準にして道を選ぼうとしても、それらが多くあった場合はかえって選択に迷うことになりかねません。

 

 「嫌い」「やりたくない」で決めるのが、あらかじめ用意された数えきれないほど多くある選択肢を絞っていって数を減らすというイメージです。対して、「好き」「やりたい」で決めるのは、何もないところに選択肢を付け足していって数を増やすというイメージです。

 

 ですので、私としては、既にあるものを選別をしていって残ったものを探すというスタイルの方が迷わなくて済むので、「嫌い」「やりたくない」から考えるのがいいかなと思っています。

 

 

まとめ

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人生で道に悩んだときの決め方のまとめです。

 

  • 「嫌い」「やりたくない」を洗い出す。
  • 洗い出した「嫌い」「やりたくない」の理由を考え分析する。
  • そうして選択肢を減らして絞り込む。
  • 「好き」「やりたい」で考える方法もある。

 

強調しておきたいのは、これが絶対という決め方はありません。今回紹介したのも、決め方の一つに過ぎません。自分の思考スタイルなどに合わせて、自身にあった判断基準や手段で納得のいく決断ができれば、それが一番です。