最近また、自分の身の周りにあるものを整理したり捨てたりしています。
物理的な「もの」というよりは、データやSNS上のつながりといった、電子的な(あるいはデジタルな)「もの」のほうが重点的となっています。
今までの経験から直感的に感じ取ったことは、SNSは見たりやったりすると疲れるということでした。
SNSは情報に溢れていて、常に洪水を起こしている状態だと言っても差し支えが無いと思います。そんな中にずっと身を置いていたら、溺れるのは必然です。SNSをやると、いらない情報、必要のない情報、見たくもない情報が嫌でも入ってきてしまいます。
そういうのを毎日やっていると、気が付いたときには精神が摩耗しきって、生きる活力が失われるほどに疲れるなあと思いました。だから、SNS(と言ってももっぱらtwitterなのですが)はしばらくやめておくことにしました。必要だと思ったら、そのときにまたやればいい話ですし。
SNSを捨てると、それを見ていた分、やっていた分の時間が手に入ります。つまり、暇になります。その暇になった時間を、自分の好きなことに充てれば、何となく人生が充実しそうな、そんな感じがあります。
私の場合、また少しずつイラストを描き始めて、気になるアニメを見て、パソコンに触るのが疲れたらゲームをしたり。…今はそうしていることができても、いつの日にか働かなくてはならないのでしょうけど。
もはや本能のレベルくらいまで染み付いた習慣を捨てる、というのは中々にきついです。
それでもそうすることでぼんやりと、自分の中にずっと巣食っていた、重く苦しい何かが徐々に徐々に抜けていっているような、そんな気分になっています。
これがデトックスなのでしょうか。あるいは破滅的なリセット癖なのでしょうか。その正体は分かりません。