2019年の年末に、私はイラスト用のTwitterアカウントを消すことにしました。まともに運用していなかった時期もありますが、およそ2年半にわたりそのアカウントを運用しました。
フォロワー数は220人ほどと、お世辞にも大きいとは言えないどころか、まだまだ小さな規模のアカウントでした。
そんな小さなTwitterアカウントを運用してきて、「こう使ったほうがきっと楽だったかな」と私が思ったことをまとめておきます。
なお、当記事に記載したことは管理人の主観や経験に基づいたものであり、必ずしも正しいものであるとは限りません。
反応や通知が来ることは期待しない
特にフォロワー数が100人未満であるときは、基本的に誰からも何も反応なんてされない・来ないということを覚悟しておくべきです。
アカウントの認知度が低ければ、概して大元のツイートインプレッションは伸びません。加えてハッシュタグを付けようとも、トレンドに乗っかろうとも、されないときはとことん反応されません。
確かに、Twitterを使う醍醐味には、自分のツイートが拡散・反応をされて多大な通知を受け取ることにあるのかもしれません。そうしたことを夢見ることが、モチベーションの一つになることもありますので、それ自体は何らおかしなことでもありません。
もし自分の発信したことが拡散されまくって共感の嵐を呼んだら、誰だって嬉しくなりますよね?
しかし、そうしたいわゆる「バズ」を狙ったところで狙い通りの反応がもらえるとは限りませんし、むしろ狙ってバズが発生しなかった場合は理想と現実のギャップで心が折れることになります。ついでながら、そもそも何がバズるということは予測できないものですから、狙うものでもありません。バズったらバズったで今度は「クソリプ」などといったまた別の問題も発生します。
Twitterを運用する際は、特にフォロワーが少ないうちは自分の思うように反応なんてされない、通知なんて来ないということを意識しておくべきです。でないと、Twitterをやるのが苦痛になります。
虚空に向かって話しかけていると考える
フォロワーが少ないうちは、Twitterはあなた一人しか存在しない虚空と考えましょう。
どうせ誰にも認知されていないのですから、他人なんて気にせず思い切り適当に呟きまくりましょう。誰もいない虚空に向かって叫びまくりましょう。そうしているうちに、虚空の向こうから何かがやってきて、反応がきたり繋がったりできます。
そうしてフォロワーを増やしていって、認知度を少しずつ上げていくのです。フォロワーが増えてきましたら、段々と呟くことについても意識していきましょう。あまり配慮も遠慮も無く好き勝手に呟きすぎると、いずれフォロワーに呆れられて見限られ、フォロワーを減らしてしまうことに繋がります。
認知度が低くて誰も見ていないうちは変に配慮や遠慮する必要もないですが、かといってあまりに過激で攻撃的なことを呟くと「弱小アカ(もしくは捨てアカ)がヘイト撒き散らしてる」と認識されてしまいます。
「フォロワーが少ないうちは、虚空に向かって話しかけていると考えたらいい」とは言いましたが、何事にも程度があります。その点は勘違いしないようにしましょう。
フォロワーを無理に増やそうとしない
Twitterではよく「フォロバ100%」などと謳ったアカウントをよく見かけませんか?
また、「いいね(RT)した人全員フォローする」といったハッシュタグを見かけることはありませんか?
個人的に、そうした手段でフォロワーを増やすことはお勧めできません。
なぜならば、そうしたものに反応する人は、往々にして自分のことをフォローをしてもらうために反応をするにすぎないからです。そうした人たちは、こちらの動きにまるで興味を示さない人ばかりです。
ですから、そうしてフォロワーを増やしても「フォロワーが多いのに誰にも反応されない…どうして?」となって、寂しさや孤独感を余計に募らせる結果を招きます。
また、フォローバック(フォロバ)によるフォロワー稼ぎを目的として、他の人をフォローをすることもお勧めしません。
そうしてフォローをされてフォロワーが増えたところで、盛大な反応を期待しておいてそうならなかった場合、前述したように寂しさや孤独感をいたずらに増大させることになりかねません。
そもそも、フォロバという目的のもとでフォローをしている時点で、相手に求めすぎ・期待しすぎなのです。欲望や下心が丸出しになっていると言ってもいいです。
他人というものは、自分が思った通りになんて動きません。フォロー・フォロバにしてもそうですが、いいねやRTといった反応という観点から見ても同じです。他人にあまりに期待をしすぎると、自分がつらくなる一方ですので良くないです。
話が脱線してしまいましたが、フォロワーを短期間で爆発的に増やして、それで知名度を上げたいと焦る気持ちは理解できます。しかし、無理をしてフォロワーを増やしても、寂しさや孤独感をかえって強めてしまい、Twitterをやるのが苦痛になってしまいかねません。
そうした思いに焦らず、地道にフォロワーを増やしていくのが堅実ながらも確実です。
まとめ
フォロワーが少なめの小さなTwitterアカウントを運用するにあたって、心得ておきたい3つのことについてのまとめです。
- 反応や通知が来ることには期待しない
- フォロワーが少ないうちは、虚空に向かって話していると考える
- 無理をしてフォロワーを増やそうとしない
もしもフォロワーが少なめの小規模なアカウントを使っていて、やるのがつらいなと感じている人は、上記のことを意識してみてはいかがでしょうか。
この記事で、あなた様が良きTwitterライフを過ごせますように。
⇩その他のTwitter関連の記事はこちら⇩
「Twitterの『いいね』や『リツイート』の通知が鬱陶しかったり、気になってしょうがない!でもどうやって通知をオフにして切るの?」という人に向けた、設定方法の説明。