投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

アフィリエイトで稼いで生きる夢を見るのならば、アフィリエイトの残酷な現実も知らなければならない。

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アフィリエイト。

 

それは、会社に行かず、働かずしてお金を手に入れて生きていくという理想を叶えてくれるもの。100万プレイヤーも存在するアフィリエイトの世界に、今日も今日とて夢と希望を抱いた新人アフィリエイターたちはやってくる。

 

だが彼らはまだ知らない。輝かしい夢と希望の裏には、途方もなく壮絶で残酷で非情な現実が待ち受けていることを…。

 

 

 

 

私、ヒトヒラがアフィリエイトに夢を見た理由

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私にはお金が無い。正確には収入源が無いというべきか。今は貯金を崩す生活をしている。今は大丈夫でもお金はいずれ無くなる。お金は無いと生きていけないから、欲しくてたまらない。

だけれども働きたくない。会社に勤めたくない。

そんなことを言っているお前はとんだ怠け者だと、多分思われるだろう。しかしもう一度社会に出て働いたら、今度こそ私は死ぬという強い予感がある。

 

だから、社会に出て働かなくてもお金を稼いで行ける方法を確立しなければならない。

そうしなければ、「死」がすぐに訪れる。

私はまだ20代。自分で言うのもおこがましいが、まだまだこれからであるのだから、こんなところで死にたくないと思っている。

 

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では、会社に勤めなくても稼いで行ける方法は?と考えて、私が選んだのは、ブログをやってアフィリエイトで収入を得ることだった。アフィリエイトは稼ぐことができればそれだけで暮らしていくことが可能だ。夢のある話だろう?そう思って、アフィリエイトを始めた。

 

 

しかし、世の中そんな旨いだけの話なんて無いのだ。

 

 

 

アフィリエイトの現実その1.稼げない

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アフィリエイトに関していうと、まず成果を出すことそれ自体が既に難しい。さらにはそれだけで暮らしていけるほどの収益を上げることも非常に難しい。

 

アフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイトプログラムに関する意識調査  2019年」によると、アフィリエイトでの1ヶ月の収入について「収入なし」が29.7%と最も多く、次いで多いのが「1000円未満」で15.6%となっている。

 (データはこちらのサイトからPDFで閲覧可能→市場調査|アフィリエイトマーケティング協会

 

半数近くのアフィリエイターは、アフィリエイトのみで暮らせるほど稼げていないという現実を示す、実に残酷なデータだ。

 

「アフィリエイトをするなら、最低でも半年間は収益ゼロであることを覚悟すべき」という文言をどこかで見かけたが、全くその通りであるとしみじみ思う。それに、収益が出ない人は本当に出ないから、半年で収益が出せれば良いほうだと思う。(かくいう私は、この記事を書いている時点ではアフィリエイトを始めて半年も経っていないが)

 

成果が出ず収入が全く得られないがために、参入しても早々に撤退する人が非常に多い。であるから、短期的に楽に儲けたいと考えて、アフィリエイトを始めるのは全くの間違いであることを、ここではっきりと伝えておきたい。

 

本当に短期的に楽に儲けたいなら、宝くじか競馬でもやっとけという話である。

 

 

アフィリエイトの現実その2.努力は報われない

 

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「最初は稼げなくても、努力していればいつかは稼げるようになるんでしょ?」

 

と思う人もいるだろうが、努力することは大前提である。その上で正しい方向の努力をできて初めて、やってきた努力が実を結んで報われる可能性があるということである。

ここで強調しておきたいのが、あくまでも「可能性がある」だけで、「必ず報われる」わけではないということである。

 

努力すれば絶対に稼げて報われると考えていると、その甘々でお花畑な理想論と厳しくて残酷な現実とのギャップで、確実に心が砕かれることになる。

そうした甘い考えは、本気でアフィリエイトに、ひいてはネットビジネスに取り組むのであれば、早々に捨てておくことを推奨しておく。

 

 

 

アフィリエイトの現実その3.仕組みを構築できても絶対安泰ではない

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「一度アフィリエイトで稼げる仕組みを構築出来たら、それで一生暮らしていける!」

 

そう思うかもしれないが、残念ながら絶対に安泰という保証もない。

どれだけ長い時間努力を重ねて、ノウハウを得て、試行錯誤して、対策を練って、稼げる仕組みを作り上げることができても、崩れるときは本当に一瞬だ。

 

とあるアフィリエイターの報酬報告ブログを下記に掲載した。

 

beginner-affiliator.com

 

2017年のGoogleの健康アップデート以来から成果に伸び悩み、さらにそこからどんどんと厳しくなっていき、最終的にアフィリエイトから撤退するという判断をしたとのことである。本人はそうなった要因を、自分の怠惰と努力不足だと述べている。

 

どんなに有益なブログに仕立て上げることができても、ばっちりCEO対策ができても、Googleのさじ加減一つで積み上げて作ったものが容易く壊される、天国から地獄に落とされるということを示す好例である。

 

それと同時にこの事例は、安心して努力を怠った者に訪れるのは、まさしく「死」であることを物語っている。

アフィリエイターは、とにかく動き続けるマグロでなければいけないのだ。

 

 

アフィリエイトの現実のまとめ

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  • すぐに稼げない
  • 努力は必ずしも報われない
  • 稼げる仕組みができてもずっと安泰ではない

 

アフィリエイトで暮らすつもりなら、半端な覚悟では早々に廃業になるのがオチだ。「楽をして稼げる」などという甘ったれた思い込みを捨て去り本気で取り掛かるか、そうでなければ別の道で稼ぐことを考えるのが賢明だろう。