投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

メンクリに行ったら、患者の女性が喚き散らして飛び出していった。

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※画像はイメージです


どうも無職改めアルバイトです(気さくな挨拶)

 

今でこそかなり精神的に回復はしてきましたが、メンクリ通いはまだ継続中な私です。

 

さて、2月の受診において、前の患者さんが診察室を飛び出して、ものすごく取り乱しつつ喚きつつで、その勢いのまま外にまで出ていってしまった場面に遭遇しました。

 

今のメンタルクリニックに2年以上通っていますが、主治医との診察中に大声を出してまで取り乱したり、あまつさえクリニックを飛び出していってしまうような人は今まで一人たりとも見たことが無かったので、私は非常に驚いた次第です。

ついでにクリニックのスタッフの方たちも「大丈夫なんですか?」と主治医の先生に訊いていたりと、少々困惑していた様子でした。

 

こう言っては大変失礼ですが、世の中にはここまでの「ホンマモン」がいるんだなあと思いました。こういう人を時には相手しないといけない精神科医というのも、大変な仕事なのでしょう。

 

でも、その喚き散らして出ていった女性の方も、恐らくは精神的なつらさ・苦しさから解放されないことに苛立っていたり、そのことを理解してもらえないことで感情が爆発して、自分でも訳が分からなくなってしまったのかもしれません。

 

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私も通院していて、主治医の先生などとカウンセリングをしている中で「やっぱり自分のつらさなんて理解してもらえていないんじゃないか、話しても無駄なんじゃないか、無意味なんじゃないか」という気持ちになっていた時期がありますから、その苦しさも理解できなくはないです。

もっとも、大声を出すまでに感情的になって取り乱す…なんてことは当然したことがありませんが。

 

ちなみに女性の方は、お母様らしき人と一緒に来ていて、そのお母様は外に飛び出していった女性の後を追いかけていきました。そして、女性の取り乱した大声が外から何度か聞こえてきたりしました。それから少しして、お母様のほうがお会計などを済ませに戻ってきて、スタッフの方に軽く謝ってからクリニックを後にしていました。

 

何と言いますか、私もメンタルが荒れてたころ、親に対してメチャクチャに感情をむき出しにして喚いたことを思い出しました。そんな親不孝をやってもなお、何だかんだ言いつつも2年も無職の息子を追い出さず家に置いてくれたのって、実は恵まれたことではないか?とも感じました。

 

メンクリで喚き散らした女性を見て、かつての自分への反省と、本当は恵まれていた居住環境という気付きを得たように思います。人の振り見て我が振り直せ、というわけでもないですが、主に家族には迷惑をかけたなあという自覚が芽生えるのでした。