どうも無職改めアルバイトです(気さくな挨拶)
私は現在の仕事柄、お客様のご自宅にお邪魔して物品を搬出入する機会があります。
そのときに、詳しくは申し上げられませんが、非常にお金持ちなお方のご自宅にお邪魔したことがあります。
そのお宅は最初に、非常に大きい上に、操作ボタンを押せば自動で開閉するという、いかにもお高い門がありまして、もうその時点で私は「やっぱりお金持ちは違うな」と感心したわけです。
それで、門を通ったらガレージがあったのですが、そこには車が2台も止まっていて、そのうち片方は、形状からして間違いなく外国車だと察しました。
そしていざ、お宅の中にお邪魔したら、さも当たり前かのように部屋が広かったというか、広すぎてこんなに生活スペースいらないだろとか、こんなに広いと掃除するのが大変そうだけど、なんてことを感じました。
お宅の真ん中には吹き抜けまであって、そこがちょっとした庭のようになっていて、もはや訳が分からなくなりました。正直、私とは全くの無縁な別世界にいた気分でした。
私が仕事でお邪魔したときは、そのお金持ちの御主人はいなくて、代わりにハウスキーパーみたいな女性が対応してくださいました。雰囲気的に若そうなお方だったので、ハウスキーパーだと思いたいです。これでご主人の奥様とかだったら多分嫉妬にまみれて気が狂ってたと思います。まあ、真実は知りませんが。
それで、本題である物品の搬出入時には、自宅内のエレベーターを使用しました。
そもそも、家にエレベーターがあること自体が私にとっては驚きでした。バリアフリーの一環としてホームエレベーターもあるということは概要的に知ってはいました。が、そのお宅に限っては、恐らくそういう目的で設置されたものではない気がしました。
当たり前ですが、エレベーターに乗ったらフロアを移動できるわけですね。1階の玄関口から別の階へ移動できるなんて、本当に現実味がありませんでした。
そのお宅での仕事が終わって、また別の現場に行くときの移動時間で、お金持ちの人が今回のような豪邸に住む理由を考えたりしました。しかし、お金をたくさん使って派手な生活をしている自分をアピールしたい、それを通じて他人から注目されてチヤホヤされたい、くらいの理由しか私は思い付きませんでした。
正直、私自身はその人みたいな派手な生活をやる気になれませんし、その必要性も感じられませんでした。
生活水準が高い贅沢な生活というのは、お金があるうちは良いかもしれませんが、お金が無くなってその生活が維持できなくなったときが一番悲惨ですし、一度高めた生活水準を下げることって、きっと難しいだろうなと思います。
一般庶民である私としては、やっぱりお金持ちの人が必要以上の贅沢な生活をする意味が理解できませんでした。それと同時に、私は地味でも必要最低限で自分自身が満足できる生活ができればいいやと思いました。