世の中、どこかしらの集団に属して生きている人がほとんどだと思います。会社に勤めてそこで仕事をして給料をもらって生計を立てる…みたいなものが分かりやすいでしょうか。
だけれども私は、そうして他の人と長い時間接して生きるのがとても嫌だし疲れるしで、人間としてすごく生きづらい性質をしてるなあって思います。他の人といると、異常なくらい周囲に気を遣って、自分を徹底的に抑えては殺すというスタイルがすっかり身に染みてしまっていて、これがつらい。「滅私奉公」という言葉が深く刺さる辺りがそうです。これも育った環境というのが大きいのでしょう。その点については話すと面倒になりそうなのでここでは話しませんが。
あとは何でしょう。集団に属してしばらくすると出てくる、内部対立とか分裂とかのゴタゴタに巻き込まれるのが堪えられないこと、でしょうか。いるのが嫌ならネチネチと悪口言ってないでさっさと抜けていけばいいのになーって、何でそうしないんだろうなーって、私はいつも思ってしまいます。そういうときに橋渡し役とかまとめ役とかをしていると、本当に割しか食わないです。やってらんないです。
あとあれです。「俺たちずっと友達だよな!?抜け駆けなんてしないよな!?裏切らないよな!?」みたいな感じは大嫌いです。汚い沼から出て綺麗な湖に住居を移したいのに、自分たちの沼から出させまいと必死に足をつかんで引きずり込もうとするのが本当に醜く思います。そうやって邪魔されて自分の人生が泥沼でおジャンになるくらいなら、もうどこかの集団とかに属さないで一人でやっていくほうが断然マシです。
それでも時々は、みんなとワイワイしたいなーという欲望が湧くこともあるので、私はソロの境地にはまだ達していないらしいです。それでも後々のことを考えたら、やっぱり集団の輪の中に入っていくのは面倒だからやめようと思うくらいには捻くれていますが。捻くれているというより、こじらせているのかな?分かりません。