投資と人生の夢うつつ

元ニート、フリーター、現IT派遣の20代半ばの人間による、投資や生活、その他雑多な話題を書くブログです。

私の退職と家族の反応と…

 

 

注意!!

 

 

 

 

 

この記事には筆者のどす黒くて醜い当時の感情が記されており、読む人によっては気分を害される可能性があります。苦手な方はブラウザバックを推奨します。苦手でない方も、無理をしない範囲でお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、以下本文です。

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旧タイトル:私の父親から見えた、日本の恥部。

 

 

 

どうも皆さま。

 

 

先日遂に会社を退職となりまして、無職の身になりました。

 

 

当然ながら、私の両親に退職のことは伝わりまして、まあ色々と言われたわけです。

 

 

母親からは、「次の仕事決めてから辞めればよかったのに~」とか、「これから年金とかでお金結構かかるよ」とか言われましたが、そこまで厳しい口調ではなかったです。

 

 

さて、問題は父親の方です。

 

 

父「仕事辞めたんだってな。どうして辞めたんだ?」

 

 

まあ、理由は一番気になるところでしょうから、こう言われるのは当然です。

 

 

私「10時間11時間も働いて、家に帰ったら疲れて寝て、起きてご飯食べてお風呂に入ってまた寝るってやってたら、何のために生きているのかわからなくなって、辞めた」

 

 

父「それが仕事ってもんだろ」

 

 

この時点で私は「えっ」ってなりました。私の思いを受け止めてはくれなかったようです。

 

 

父「次の仕事は決まってるのか?」

 

 

出ました。次の仕事。お決まりの文句ですね。

 

 

私「いや決めてない」

 

 

父「じゃあ金どうするんだよ、どうやって生活していくんだよ」

 

 

またまた出ました。お金。そんなにお金のことが気になるのかって思いました。だったらお金と添い遂げればいいのに。

 

 

私「好きなことをやって生きていく。お金はそのことを考えると死にたくなるから少し脇に置いておく」

 

 

父「好きなことして生きるってアニメか?アニメはもっとブラックだぞお前。京アニだって低賃金で云々(この辺りから父とのやりとりが嫌になってきて、うろ覚え)」

 

 

父「死にたくなるってお前なあ。こっちだって死にたくなるわ。俺今60で、80まで生きるとしてあと20年だよ?ここに寄生して俺の年金を云々(覚えていない)」

 

 

んー、会社に入るってことしか見てませんね。視野狭いですね。

 

 

それと、私が死にたくなるっていったら、こっちだって死にたくなる、気が狂いそうになると言われたのは衝撃的でした。

 

 

辛いって誰かが言ったら、俺の方が、私の方が辛い(だから相対的に恵まれているお前は文句を言うな)と誰かが不幸自慢を押し付けてきて、その人の辛さを聞こうともしない、受け止めようともしない今の日本そのもののように感じました。

 

 

父「好きなことして生活できればそりゃ幸せだけどよ、少しは現実見たほうがいいんじゃないの?」

 

 

私「うん」

 

 

もう何を言っても否定されて聞いてもらえないし、分かってもくれなければ受け止めてもくれない父に、私は失望しました。そして、私が父が嫌いな理由を、ここで認識したのでした。

 

 

今一度、私は叫びたい。

 

 

最近の若者は夢がないとか言われますが、若者の夢を潰しているのは誰ですか?

 

 

老人の方たちではないのですか?

 

 

そんな人たちにまみれた今の日本に、夢なんて無くなって当然じゃないですか?

 

 

多様な生き方が認められない、そんな日本で生きていても、生きづらくて苦しいだけです。だから自ら命を絶ってしまう人が減らないのではないですか?

 

 

どうして認めてくれないのですか?そんなに若者を苦しめるのが楽しいのですか?

 

 

みんな不幸だから不幸であり続けなければなりませんか?

 

 

自分の幸せを追い求めてはいけないのですか?

 

 

私の父みたいな考えの人間がいる、それ自体は仕方がないことです。何を考え、何を思うかは人それぞれですし、どうしても理解しあえない相手はいるものです。

 

 

けれども、自分の考えを人に押し付けることは、自分の言う通りにならないと気に入らないという「エゴ」ではないでしょうか。

 

 

もしもその「エゴ」が、誰かを「殺す」ことになるとしても、それでも押し付けますか?結果に責任を取れますか?命に責任を負えますか?

 

 

どうしてもっと優しくなれないのでしょうかと、私は悲しくなったのでした。

 

 

 

(旧タイトル内容ここまで)

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(2019年10月2日追記)

あれから少し時間が経って、私も父も落ち着いてきて、改めて色々考えました。

 

 

父も態度を軟化させ、「好きなようにやれ」と言ってくれました。

 

 

実は健在の父方の祖母にも「家業を手伝え、現実を見ろ」などと言われました。

 

 

本当に参ったものでした。きっと私が何を言っても受け止めてもらえず否定されるのだろうと、私は話をする気にもなれませんでしたし、顔も見ませんでしたし、目も合わせたくありませんでした。

 

 

祖母の言っていることも、押しつけに思えて、とてもつらいものでした。そんなにまでして自分の孫に苦しい思いをさせたいのかと。自分かかつて味わった苦しみを、私に味わわせたいのかと。

 

 

時間が経って、祖母の方も態度が軟らかくなっていました。きっと、父の態度や考えなどに触れて、自らも考えや態度を改めてくれたのだと思います。

 

 

私も、ずっと頑固な態度をとっていたことが、申し訳なくなりました。

 

 

もしも、父や祖母の態度が変わることが無ければ、私は家族を捨てて、家を出て行って一人で暮らす覚悟でいました。あるいは放浪の旅にでも出ていたかもしれません。

 

 

一応は家にいることができるとはいえ、いつまでもご厄介になっているわけにはいきません。

 

 

安定して収入を得られるようになったら、家を離れて独り立ちします。それまでは、今少し甘えさせてもらうことにします。

 

 

最後になりますが、感情に身を任せてブログを綴ってしまったこと、過激なタイトルを付けてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

 

 

今後は、感情に流されることがないように努めると同時に、このブログを訪れてくださる方にご不快な思いをさせないために精進したします。